【FPが解説】住宅手当より借り上げ社宅のある会社を選ぶべき理由

こんにちは!キンクマ先生だよ!
就活生や転職者が会社選びをするときに必ず見るのは年収じゃないかな?僕も学生時代、就活をするときに必ず見たのは募集要項の年収の欄。
もちろん、年収以外の情報としてどんな人が働いているのか、どこで勤務することになるのかも気にはなったけど、これは会社に入ってみないと正直わからないところだからね。
でも、今僕が転職をするんだとしたら年収ももちろん見るけれど福利厚生の欄に借り上げ社宅制度があるかどうかはチェックするよ!
ちなみに住宅手当(住宅補助)と借り上げ社宅制度は似ているけど違うものだから注意してね!
今回の授業では借り上げ社宅制度がなぜいいのか、住宅補助と何が違うのか解説していくよ!
本日の授業の結論
- 年収が同程度なら借り上げ社宅制度のある会社を選ぼう!
- 住宅手当(住宅補助)は課税、借り上げ社宅は非課税
- 就活の情報は無料のエージェントに聞くのが楽!
目次
- 住宅手当(住宅補助)とは?
- 借り上げ社宅制度とは?
- 借り上げ社宅制度のある会社を選んだ方がお得な理由
- 実際に比較してみた結果
- どうやって福利厚生(借り上げ社宅制度や住宅補助)を聞き出すの?
住宅手当(住宅補助)とは?
まず住宅手当はなんだい?って話なんだけど結論から言うと会社が基本給の他に手当として支給する給料の一種
基本給が200,000円だとして住宅手当で50,000円もらえたら額面で250,000円になるんだよ!
社員である僕らはこの250,000円から家賃を払うことになるんだ!
ちなみに支給される金額はその会社によりけりで、そもそも住宅手当がない会社も存在するよ。

僕は現金がもらえるなんてすごくうれしいな~
勘違いしてほしくはないんだけど決して悪い制度ではないからね、あるに越したことはないからね(笑)
借り上げ社宅制度とは?
じゃあ借り上げ社宅制度って何なの?ってことなんだけど読んで字のごとく会社が賃貸物件を借りて、その借りた物件を社員に貸し出してくれるっていう制度のことだよ。
額面は基本給200,000円だけど既に家賃は会社が払ってくれているからこれ以上の負担はないんだ!

先に家賃分が引かれているか後で自分で払うかだけの違いじゃないですか?
数字だけ見るとそう見えちゃうよね!でもここには大きな違いがあるんだよ
借り上げ社宅制度のある会社を選んだ方がお得な理由
さてさっきのチビクマ君みたいに会社が負担してくれる金額が同じなら違うのは契約者が自分か会社かだけでどっちが得とかないじゃんって思った生徒もいるんじゃないかな?
でも結論から言うと手元に残るお金は借り上げ社宅制度のある会社の方が多くなるんだ!

えー!なんでそうなるんですか?
それは給料からは税金や社会保険料が天引きされることになっているからなんだ
毎月の給料からは所得税、住民税、社会保険料が天引きされることになっていてそれぞれ下記のような計算で天引きされるんだ
所得税:その年の年収の額を基に算出
住民税:前年の年収の額を基に算出
社会保険料:その年の標準報酬月額を基に算出
このようにもらっている給料が多いほど税金や社会保険料は大きくなることがわかるよね。
実際に比較してみた結果
じゃあ実際に住宅手当の場合と借り上げ社宅場合で手取りがどれだけ変わってくるのか計算してみるよ!チビクマさんレベルの人は計算結果だけ見てみてね!ここの計算は少し難しいのでデキクマさんレベルの人が参考にしてみてね!前提条件を下記のように設定するよ
- 基本給は200,000円
- 住んでいる家賃は60,000円
- 住宅手当は50,000円支給
- 借り上げ社宅の会社負担金は50,000円
- 住民税の計算のために昨年度の収入は今年度と同額だったことにする
- 社会保険料は令和5年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(東京都)に従うhttps://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/r5/ippan/r50213tokyo.pdf(全国健康保険協会のホームページより)
- 住宅手当のある会社に勤めている方をAさん、借り上げ社宅制度のある会社に勤めている方をBさんとするよ

僕の出番だね!
| 基本給 (円) | 住宅手当(円) | 総支給額(円) | 所得税(円) | 住民税(円) | 健康保険(円) | 厚生年金保険(円) | 雇用保険(円) | 家賃負担額(円) | 残りのお金(円) | |
| Aさん | 200,000 | 50,000 | 250,000 | 4,500 | 9,833 | 13,000 | 23,790 | 1,500 | 60,000 | 137,377 |
| Bさん | 200,000 | 0 | 200,000 | 3,191 | 7,216 | 10,000 | 18,300 | 1,200 | 10000 | 150,093 |

まだよくわからないから結果だけ見ておくことにしますよ~
月の給料としては見かけ上、Aさんの方がたくさんもらっていたけど実際に家賃を払い終えた残りの金額で比べてみると借り上げ社宅制度のある会社に勤めているBさんの方が自由に使えるお金が多いことがわかるよね!
その差はなんと月に12,716円!!
年間では152,592円!!
税金と社会保険料の力って恐ろしいよね
以上の結果から、基本給が同額の場合借り上げ社宅制度のある会社を選ぶ方がお得ってことがわかるね!
どうやって福利厚生(借り上げ社宅制度や住宅補助)を聞き出すの?
金銭的な面で企業選びで迷った際には借り上げ社宅制度を選ぶといいことが分かったと思うんだけどどうやって中身を調べたらいいと思う?
実際に福利厚生の欄に住宅手当や借り上げ社宅制度の文言があっても会社が負担してくれる金額はその企業によって異なるし年齢要件や入社歴で支給をやめる会社も存在するので企業の方と面談する際には詳しい要件など聞けるチャンスがあれば必ず聞いておこう!
とは言っても就活中っていろんなことが気になるよね?こんなこと聞いたら印象が悪くなってしまうんじゃないかとかお金目当てとか思われて落とされてしまうんじゃないかとかね
僕もすごく気にする方だったからよくわかるんだ
そういう人はエージェントサービスを活用してみよう!
僕も実際使っていたんだけど、自分の代わりに企業の方に福利厚生やその詳細を聞いてくれたり、すでに情報を持っていたりするからとても便利なんだよ!(ちなみに僕は理系出身だよ)
しかも就活生のサポートはするけど就活生からお金は取らないから使わない手はないんだ
エントリーシートや職務経歴書の添削なんかもやってくれるし希望に沿った企業を見つけやすくなるんだよ
エージェントから勧められた企業に入らないといけない決まりもないからうまく利用して自分の就活に役立てよう!
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今日の授業はどうだったかな
少しでも今日受講してくれた生徒の役に立っていればうれしいよ
よくわからないとかもっと詳しく聞きたいなどあればコメントしてね!
それじゃあ今日の授業はここまで!
また次の授業でね!
